どんなものが必要?
エアバンドワッチに必要な機材や知識について、「基礎知識」のページで解説していますので、まず最初に理解しておいてください。
このページでは、具体的に航空管制を受信するために必要となる、受信機やアンテナなどの機械・設備について解説します。
- 1.広帯域受信機(ワイドバンドレシーバ)
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各製品の写真をクリックすると、各メーカーの製品ページにリンクします。
また、写真下のボタンで「楽天」「Amazon」の各通販サイトからの購入が出来ます。
- (1)ハンディタイプ
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手で持って携帯できる受信機です。エアバンドワッチでは最もポピュラーです。
各メーカーからいろいろな機種が販売されています。
アイコム 広帯域受信機
「IC-R6」エアバンドスペシャル
メモリ内容を航空無線用に特化して設定された、初心者に
最適な1台です! - (2)デスクトップタイプ
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家で、机の上などにドンと据え置いて使用するタイプです。ハンディタイプと比較して様々な機能が装備されており、受信性能も格段に高くなります。メモリも多く備えられ、快適な受信が楽しめます。
ただし、それなりに高価です。また、電源や外部アンテナが必要となります。
アイコム 広帯域受信機
「IC-R8600」
2000+400Chの大容量メモリを搭載
優れた受信性能と多彩な機能で快適なエアバンド
ワッチが楽しめます!
- 2.アンテナ
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アンテナは電波の入り口です。狭い入口にはたくさんの電波は入れません。
空港内・またはその近辺などでは、ハンディタイプの受信機に付属の短いアンテナでも十分受信できます。
しかし、携帯性を重視して小型化されたアンテナは、どうしても効率が悪くなり受信性能が低下します。より遠くの交信を受信したければ、長めのアンテナを購入することをお勧めします。
また、自宅の室内で受信するときは、屋外にアンテナを設置することでより良い受信環境が得られます。比較的手軽に、簡単に設置できるアンテナが各メーカーから販売されています。
- 3.電源
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デスクトップタイプのIC-R8600では、AC100Vの家庭用コンセントから直接電源が取れません。このため外部電源装置が必要となります。
ハンディタイプの受信機の場合は、バッテリーの充電器が付属している場合が多いので、家庭では充電器を接続して使います。
第一電波工業 直流安定化電源
「DSP500」
DC13.8V・最大5A(連続)で、デスクトップタイプの
受信機でも十分カバーできます。 - 4.外部スピーカー
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受信機はスピーカーを内蔵しています。しかし、大きなスピーカーではないので、自宅でじっくり受信したい時は十分な音量が得られないことがあります。
そこで外部スピーカーを使用することで、より十分な音量で、聞きやすい受信音で航空無線を聞くことが出来ます。
第一電波工業 通信用スピーカー
「P610」
小型で机の上でも場所を取らない使いやすさ。
マグネットブラケット付きで簡単に設置できます。
【コラム】イヤホンのススメ
航空無線を屋外で聞く時に使用してほしいアイテム「イヤホン」。
受信機のスピーカーから流れる音を聞いてもいいですが、屋外ではどうしても他の音でスピーカーの音は聞こえにくくなります。そのためボリュームを大きくしがちになり、バッテリを無駄に消費する原因となります。
また、受信機から流れる音は、聞いている本人にとっては「情報」かもしれませんが、無関係の人にとってはただの「雑音」です。不快に感じる人もいます。また、「受信に必要なもの」ページのコラムに記載してある電波法の「秘密の保護」に抵触する恐れもあります。
屋外で航空無線を受信して楽しむときは、イヤホンを使用してマナーに留意しながら快適に楽しみましょう!